ガイド
古い写真を修復する方法
古いプリント写真の修復には、まず良質なデジタル画像を作り、その後で損傷を直すという2つの作業があります。最初の取り込みを急ぐと結果が悪くなります。ファイルに写っていない細部は、どのツールでも取り戻せません。
ステップ1 — きれいなデジタル画像を作る
丁寧に撮ればスマホ写真でも使えますが、フラットベッドスキャナーならさらに確実です。写真全体を均一な明るさで、正面から、ピントを合わせて取り込むことが大切です。
- 乾いたマイクロファイバークロスでプリント表面のほこりを払います。取り込んだ後のほこりは画像の一部になってしまいます。
- 窓際の間接光を使い、フラッシュは切ります。フラッシュは明るい部分を白飛びさせ、光沢紙に反射します。
- スマホを写真と平行に保ち、斜めから撮らず、画面いっぱいに収めます。余白は撮影時ではなく後で切り取ります。
- タップしてピントを合わせ、次に進む前に最大表示で確認します。この段階のわずかなぼけは後から元に戻せません。
- スキャンする場合は通常のプリントなら300~600dpiを選び、PNGまたは最高画質のJPEGで保存します。
- 傷めずに外せるなら、額やスリーブから写真を出して撮影します。ガラス越しでは反射が増えます。
ステップ2 — 修復方法を選ぶ
状況に応じて、次の3つの方法を使い分けます。
| 方法 | 適しているケース | 時間 | 費用 | 注意点 |
|---|---|---|---|---|
| AI写真修復ツール | 一般的な家族写真の傷、折れ、色あせ、ぼやけ | 1枚あたり約1分 | 1枚あたり数セント~数ドル | 推測で細部を補うため、顔が少し変わったり、ひどい損傷部分が元とは異なる形で再構成されたりする場合があります |
| Photoshopで手作業 | 細部を忠実に保つ必要がある写真や、自動処理で何度も誤って修復される損傷 | 1枚あたり30分~数時間 | サブスクリプション料金と作業時間 | 習得が必要です。修復ブラシ、コピースタンプ、レイヤー作業は短時間で身につくものではありません |
| 専門の写真修復サービス | 破れ、欠損、深刻な水濡れがある写真や、人の判断に任せたい大切な写真 | 数日~数週間 | 1枚あたり約25~150ドル | 1枚ごとの費用と時間がかかり、原本またはスキャン画像を業者に預ける必要があります |
損傷の種類ごとに必要な処理
- 傷、折れ、汚れ
- 最も自動化しやすい損傷です。表面の傷は画像の上に重なっているため、周囲の情報から下の絵柄を比較的少ない推測で再構成できます。
- 色あせと黄ばみ
- 色素は均一に退色しないため、これは損傷修復というより色補正の問題です。多くの場合は良い結果になりますが、「元の色」は推定です。当時の服が実際に何色だったかを正確に知ることはできません。
- ぼやけと低解像度
- 改善には限界があります。高画質化はもっともらしい細部を作りますが、撮影されなかった情報を復元するわけではありません。ぼやけた顔が鮮明になっても、本人と微妙に異なることがあります。
- 破れと欠けた角
- 下に再構成の手がかりがないため、最も難しいケースです。小さな欠けなら対応しやすい一方、顔や体の大半が失われている場合は人のレタッチが適しています。
- 白黒写真
- カラー化は修復ではなく解釈です。別の任意工程として扱い、修復した白黒版も一緒に残してください。
期待できることと、残しておくもの
- 修復は再構成です。人でもAIでも、失われた情報について根拠のある推測を行います。
- まず顔を確認してください。本人らしく見えなくなった場合は、きれいに仕上がっていてもやり直しましょう。
- 元のプリントと未編集のスキャン画像を保管してください。修復版は新しい一版であり、原本の代わりではありません。
- 箱いっぱいの写真を一度に処理する前に、まず1枚を丁寧に修復してください。急いで50枚処理するより多くのことが分かります。
まず1枚で試す
スキャン画像またはスマホで撮った写真をアップロードして結果を確認できます。新規アカウントには無料クレジットが付与されます。
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